自営業者が株で大きく儲けて確定申告をすると大損をする可能性が…
自営業者が株で大きく儲けて確定申告をすると
大損をする可能性があります。
これは、国民健康保険を支払っている人が対象ですので
サラリーマンや公務員、会社を経営している人は
対象外です。
一般的に、株の税金は特定口座で源泉徴収を選択していれば
証券会社が税金を徴収して、それで支払う税金が終わりです。
ここまではいいのです。
しかし、自営業者が確定申告で株の利益を申告すると
国民健康保険料が跳ね上がります。
実際に、私は昨年、株の利益が約１億４千万円ありましたので、
それまでの３年間の損益通算をしようと思い、
株の利益を確定申告をしました。
その結果、それまで国民健康保険料が毎月１万８０００円ぐらいでしたのが、
一気に今年の６月から限度額一杯の８万５３００円に跳ね上がりました。
株の利益を確定申告をしなければ、
今年も国民健康保険料が
毎月１万８０００円ぐらいで済んだのに
大きな損害です。
一年間で１００万円強の余分な出費が必要となってしまいました。
大誤算です。
しかし、もう、どうしようもありません。
黙って、今年一年間は国民健康保険料を
限度額一杯で支払うだけです。
自営業者の方は、株で大きな儲けを出したときは、
よっぽどそれまで３年間で株で大損をしていない限り
株の利益は確定申告をしないほうが良いです。
これは、サラリーマンや公務員、会社の経営者などの
国民健康保険以外の社会保険を支払っている人には
全く関係がないことです。
このあたりの点は、しっかりと調べていたのですが
思わぬ落とし穴でした。
今まで、合法的な節税をして、
所得を低くして、安い国民保険料を納めてきましたが、
今年一年はこれが無駄になってしまいました。
来年ぐらいから、年に一回は海外旅行に行こうと思っていましたが、
余分なお金１００万円強の出費が必要となったので
４年以上は、海外旅行に行く気がなくなってしまいました。
貯金は、十分にあるのですが、
想像もしていなかった出費があると
遊びでお金を使おうと気がなくなってしまいます。
今年一年は、あまりどこにも遊びに行かずに
のんびりとして過ごしたいと思いました。
１００万円あれば、４回ぐらい、２週間の海外旅行ができます。
非常に痛い出費をしました。
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