私が稼げなかった副業は、せどりです。
私が稼げなかった副業は、せどりです。
私は、株式投資・債券投資・不動産投資・アフィリエイト以外は、すべて稼げませんでした。
その原因をご紹介します。
私がせどりを始めたのは、正確には覚えていませんが、６～７年前ほどです。
その当時は、せどりというものがＴＶの番組で取り上げられていて、注目されていたのです。
私は、その頃は、別にお金には困っていませんでした。
貯金も３０００万円以上ありましたし、株式投資も３０００万円～４０００万円ほどの時価の金融資産を持っていました。
しかし、当時は、両親と３人で会社を経営をしていましたが、毎月の収入源は給料だけでした。
私は、自分の給料以外で収入源が欲しくて、せどりを始めたのです。
現在では、せどりはいろいろな情報商材が発売され、取り組みやすいネットビジネスとなっていますが、その当時はそのようなものがありませんでした。
そのころ、私がせどりをするために本の仕入れをブックオフで行っていましたが、売る本の仕入れをするために、本の売値の相場を携帯電話で調べていました。
現在では、せどりの仕入れの専用の器具があって、バーコードをかざすだけで簡単に本の相場が分かるようになっています。
私が、せどりをしていたことは、本当に手間が掛かり、ほとんど肉体労働でした。
しかし、私はそれでも、せどりをしているのが楽しかったです。
毎日、深夜１時ぐらいまで、注文があった本を梱包して、発送の準備をしていました。
当然のことですが、その当時は働いていたので、副業でせどりをしていました。
毎日、朝の６時に起きて、会社に行き、深夜１時まで、せどりをするために本の梱包をしていたのです。
このような生活が、数ヵ月続きました。
そんな私の生活を見て、私の両親が「いったい、せどりでどれだけ儲けているのか？」
このように質問をしてきました。
私は、「１日３０００円～５０００円!!」
と言いますと、両親が呆れた顔で、
「お前はそれだけの作業をして１日３０００円～５０００円程度稼いで、なにをしているのだ？」
「お前は、株で数千万円儲けているだろ？ 貯金も数千万円あるだろ？ そんな人間がそれだけの稼げないことをして何になるのか？」
このように冷静に諭されました。
そこで、私は、ふと我に返ったのです。
確かに、せどりというのは、１日３０００円～５０００円程度は稼げます。
しかし、その対価に対して、作業量がすごく多いのです。
簡単に言えば、相当な肉体労働です。
私は、今までの人生で、自分の両親の言うことを聞いて、上手くいったことが全くなかったので、２５歳ぐらいからは、両親の言うことはまったく相手にしていませんでした。
しかし、このせどりをしているときに言われた両親の言葉には、冷静に分析をして、せどりというのは、まったく作業量に対して稼げないという事を自覚して、それ以来せどりを辞めました。
私にとって、せどりというのは、大変な肉体労働でありながら、それに見合った金額を稼げなかったのです。
私は、２０１１年４月現在で、金融資産１億円以上を達成していますが、それまでの過程では、結構ムダな事をしています。
あの当時は、自分の給料以外で月に５０万円程度の副収入が欲しかったのです。
この事をきっかけに私はせどりを辞めますが、そのせどりを始めた時に取った古物商の許可を活かしたネットビジネスを、その次に始めました。
その話は、次回します。
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