2014年11月17日に滬港通が開始されたが…
中国の上海証券取引所と香港証券取引所で
滬港通が開始されたが、予想外の状況となっています。
私は中国株に投資を始めたのは、2003年5月です。
それから、11年半経ちましたが、
滬港通が導入されることを望んで、
長い期間、中国株に長期投資をしてきました。
しかし、実際に滬港通が導入されますと、
予想外の状況となりました。
滬港通というのは、中国本土の人間が上海の証券会社を通じて
香港市場の指定されている株を購入できるようになります。
また、香港の証券会社を通じて、
上海市場の指定されている株を購入できるようになります。
この制度は、今まで中国本土の個人投資家は、
海外の株を直接購入できることができなかったので、
初めて海外市場である香港市場(中国は1国2制度のため)の
株を購入できるようになり、多くの中国の個人投資家が
香港の株をたくさん購入するとみられていました。
しかし、実際に滬港通が導入されても、
あまり中国本土の人間は、香港市場の株を購入していません。
その大きな要因には、中国の個人投資家がこの制度を利用する場合は、
証券会社に預り金として50万元(約940万円以上)以上ある人に
限定されているからです。
50万元というのは、日本での物価価値で考えれば
約一億円ぐらいです。
富裕層の人しか、現時点では滬港通を中国本土の人は利用できません。
本当に中国本土の人が滬港通を利用するようになるには、
証券会社の預り金の額が少なくなることが必要でしょう。
それまでは、それほど香港市場が暴騰をするような状況には
ならないようです。
なぜ、私がこの滬港通に注目をしていたかといいますと、
2001年に中国B株が中国本土の人間に
購入することができるように解放されたのです。
その時に、3ヶ月ぐらいで株価が30倍~50倍に暴騰をしたのです。
そのようなケースがあったことを私は知っていたので
今回も滬港通が導入されると、香港市場の株が中国本土の
人間に購入できるように解放されると
香港市場の株が暴騰をすると思っていました。
それが、ほとんど株価が上がらずに、
全くの想定外のことになってしまいました。
ただ、現時点では、香港市場の株を購入できるのは
中国本土のお金持ちの人だけです。
これが一般的な個人投資家が購入できるようになれば、
香港市場の株も上がると私は考えています。
そのような背景もあって、私が保有している香港市場の株は
当面は売らない予定です。
私が保有しているテンセントの株は、
香港市場でしか上場をしていないので、
本格的に中国本土の一般的な個人投資家が
香港市場の株を購入できるようになったときは
かなり株価が上がると期待をしています。
滬港通の制度は、2014年11月17日に始まったばかりですので
これから、本格的に活用されることを私は願っています。
なんだかんだ言っても、中国の経済成長率は7%以上です。
これだけ大きく経済成長をしている主要各国は、
中国だけですから、株式投資に興味がある人は、
中国株に投資をすることも考えてみてはどうでしょうか?
私は日本株をこれから購入をするのであれば、
中国株を購入します。
そのぐらい、中国企業の成長は強いです。
売り上げと利益が前年比と比べて20%増という
決算発表は普通ですね。
それだけ経済成長が著しいので
株式投資をするには、魅力的な市場と言えます。
株式投資の基本は、成長している市場に投資をすることです。
そうすることで、株価も経済成長と共に上がっていくのです。
詳しいことは、中国株に強い証券会社である東洋証券や
内藤証券のホームページを見て、判断をしてください。
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