収益物件の駐車場は、アパートの横か向かいまで
収益物件の駐車場は、アパートの横か向かいまでがベストな条件です。
私は三重県鈴鹿市と三重県伊賀市に２棟、２６部屋所有している
専業大家です。
アパートやマンションなどの収益物件を購入をする場合は、
東京都２３区内や大阪市など以外は、
駐車場の場所は、歩いて２０～３０秒以内でなければ、
入居募集に苦労をします。
不動産投資を始めたい人は、都会と地方では全く駐車場に関して
入居をする人の価値観が違う事を知る必要があります。
東京２３区内や大阪市などは、基本的に車が無くても生活ができます。
しかし、それ以外の場所では基本的に車が無ければ生活ができないです。
特に地方になりますと、絶対に生活をするうえで車が必要になります。
地方に住む人間であれば、歩いて５分の場所にあるコンビニすら
必ず車で行きます。
このため、不動産投資物件を購入する時は、
ワンルームの物件であれば、部屋数に対して駐車場が１台分必要です。
ファミリー物件であれば、部屋数に対して駐車場が２台分以上必要です。
そして、駐車場の場所は敷地内が一番ベストです。
もし、敷地外であれば、収益物件の横か向かいまでの近距離であることです。
これが最低条件です。
歩いて２分も掛かるような敷地外の駐車場であっては、
入居者を募集するうえで地方の物件では苦労をします。
地方で賃貸住宅に住む人は、非常に贅沢です。
地方では賃貸需要に対してたくさんの物件があるので、
良い条件の物件に住むという考えが一般的です。
わざわざ、自分が借りる部屋から歩いて２分も掛かるような
場所にある駐車場の物件を借りる人は少ないです。
このような事を知っておくことが必要です。
よく、不動産投資物件を仲介する不動産会社の営業の人が
「最近の若い人は、車に乗らないから、駐車場の遠さは
気にする必要が無いですよ。」
このような事を言いますが、完全なウソです。
地方であれば地方であるほど、たとえ若い人であっても
車は生活をするうえで必需品です。
私は人口約２２０万人の名古屋市に住んでいますが、
完全な車社会です。
両親と私で３人住んでいますが、車を２台所有しています。
歩いて４分の場所にコンビニがありますが、歩いていくことは絶対に無く
車で行きます。
地方の車に対する価値観は、完全な足代わりです。
このような事を知っておくだけで、地方の収益物件を購入する時に
入居付けが難解な物件を購入しなくなります。
不動産投資物件を購入する時は、駐車場の場所は
敷地内に部屋数分駐車場がある＞物件の横か向かい＞＞＞＞物件から歩いて２０～３０秒＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞物件から歩いて２分
このようなイメージで入居付けがしやすい評価ができます。
不動産投資物件を仲介をする営業の人はデタラメな事を言いますので
注意をして物件を見極めることが必要です。
ただ、やはり収益物件の駐車場の場所は敷地内が一番ベストです。
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